ガングリオンは、手の甲や手首にできやすいですが、肘にもできます。
ガングリオンが肘にできたら、どのよにしたらいいのでしょうか。
まず、ひじにぽこっとした腫瘍のようなものができたら、
整形外科か、形成外科を受診してくださいね。
肘にできるガングリオンというのは、
比較的に神経を圧迫しないので、
痛みの無いものが多いようです。
自然に治癒することもあるよう
日常生活に支障がないのであれば、自然に治癒することもあるので、
そのままにして経過観察することもあります。
なぜ自然に治癒するかというと、関節液や腱と腱鞘の潤滑油の滑液が、
ガングリオンの袋ができた所にたまり、
その液が濃縮されてゼリー状になりますがそれを包んでいる部分は、
月日が経つことにより、脆弱な部分がでてくることがあります。
そうするとそこから穴が開いて、ここからたまったゼリー状の物質がでていきます。
出ていったゼリー状の物質は、自然に体内に吸収されていきます。
包んでいる袋状のものには穴が開いているので、再発はしにくいです。
気になる大きなガングリオンは?
ただ、大きなガングリオンであれば、
見た目が気になる…ということもありますので、
お医者さんと相談して、治療することもできます。
一番多い治療方法は、ガングリオンに直接注射針を刺して、注射器で吸引する方法です。
注射針をさすときに、 ちくっとするだけなので、体の負担は少ないです。
その他は、手術です。 ガングリオンを包んでいるふくろ取り除く手術です。
程度の軽い通常の手術であれば、局所麻酔をして30分くらいの日帰り手術のようですよ。