ガングリオン,ばね指,症状,原因ガングリオン」と「ばね指」になってしまう原因のひとつに、手の酷使という場合があります。
ガングリオン」と「ばね指」は、指を使うスポーツや、編み物などをよくする人に多いようですよ。
似ているようで違う「ガングリオン」と「ばね指」の症状を知ることが大事ですよ。

 

「ガングリオン」とは

ガングリオンは、ゼリー状の物質が詰まった腫瘤です。
主に、関節の周りや腱鞘のある場所に、米粒大~ピンポン玉大の腫瘤ができます。
手を酷使する人にできやすいようですが、必ずしもそうとは限りません。
腫瘤は軟らかかったり、硬いものまでさまざまです。
痛みが無いことがほとんどですが、神経の近くにできてしまうと、神経を圧迫してしまうので、しびれや痛みを感じることもあります。

出来やすい場所

手のひら側の親指の下の手首の関節包、手のひら側指の付け根のばね指にもなりやすい腱鞘。
他にも関節がある場所。

ガングリオンとは?こちらから

 

「ばね指」とは

「ばね指」とは、指の手のひら側の、腱鞘(筋肉の腱が通る)に起きてしまう“腱鞘炎”
のことです。

主な症状

指が曲がったまま伸びなくなり、他の手で無理やり伸ばさないと戻せなくなります。
また、指を曲げ伸ばしした時に痛みが出ます。
手のひらが腫れたり、押すと痛みがでることも。

ばね指の治療

ばね指の治療として1番大切なことは、安静です。
手を酷使することで発症してしまうので、できるだけ動かさないことが重要になってきます。
けれど、仕事で「ばね指」になってしまったという人は、なかなかそうもいかないという場合もありますね。
そういう場合は、とにかく筋肉の緊張を緩和するために、マッサージや鍼灸治療などもあります。
これらのことをきちんとすると、良くなっていきます。

ステロイド注射をうつ方法もありますが、何度もうつことによって腱が弱くなるという副作用があるため、比較的に軽症状の人の治療になるのではないでしょうか。

これらの治療でも良くならない場合、時間がない人は、“手術”となるようです。

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