「母指CM関節症」という病名を聞いたことがありますか?
手の親指の付け根に痛みを感じたら、「母指CM関節症」になっているかもしれません。
「母指CM関節症」の症状と治療法を知って、少しでも痛みのない生活をしたいですね。
「母指CM関節症」とは
「母指CM関節症」とは、手の親指の付け根にある関節の変形性関節症のことをいいます。
CM関節という場所が腫れてしまい、押すと痛みがあります。
また、母指を捻ることでも強い痛みが出るのが特徴です。
レントゲン検査でも確認できますので、痛みが出てなかなか治らないなと思ったら、きちんと病院に行くことをオススメします。
「母指CM関節症」になりやすい人
◎関節がゆるい人
◎手の動作時に力が入ってしまう人
これらにあてはまる人は、関節に負担がかかりやすく、炎症がおきやすい傾向にあるようです。
「母指CM関節症」の治療方法
「母指CM関節症」になってしまったら、安静が第一です。
できるだけ手に負担がかからないような動作をし、負担を減らしてあげる事が大切になってきます。
また、消炎鎮痛剤入りのシップを貼ったり、サポーターなどを手に装着して保護することも大切です。
それでも痛い時は、痛み止めの薬を飲んだり、関節内へ痛み止めの注射をすることもあります。
痛みの強い場合、または関節の変形が大きい場合は、手術となることがあります。